Excelの構造化参照 テーブルを使おう
Excelで何か集計するときは、テーブルを使うべき。
テーブルを作ると何がいいかというと、
- 見た目がいい
- 構造化参照が使える
- データ行を継ぎ足すことができる。
これくらいかな。構造化参照は無味乾燥な番地の参照や名前定義に比べてはるかに楽で直感的に使える。
データの継ぎ足しというのは、
例えば「毎月の売上CSV(1行=1レコード=売上1件)」のような、同じ列で構成され、行がどんどん増えていき、毎月のデータを追加していく場合に、差分(=その月の売上レコード)をテーブル直下にコピペするだけで、テーブルが下に拡張し、データがテーブルの中に取り込まれる。ちゃんと取りこまれたかどうかは、コピペした行の色がテーブルデザインに変わることで確認できる。これだと参照先の式を変えなくていい、式を変えないようにするために難しい関数を使う必要もない。
テーブルをもとにピボッドテーブル組んで、グラフにしておくと、上記の通り差分のデータをコピペするだけで、毎月グラフが更新される。なんてことができる。
アンケートのマルチアンサーだと、僕の知識ではピボッドテーブルから直接集計できないので、ピボッドテーブルを引用するテーブルをさらに組んだりしている。いずれにしても「データを追加すれば、自動的に更新される」。
こんなに便利なのにテーブルを使っている人が本当に少ない。もっと流行すべき。とにかく更新もメインテナンスもしやすいんだから。
「列AFってなんだっけ」とわざわざ見に行かなくて済む。
ちなみに僕の場合Vlookupはほとんど使わずIndex-Matchで対応している。これもまたメインテナンスしやすさ追求の結果こうなった。