ラグビーワールドカップ生観戦@大分(6)観戦翌日 観光してみる(別府ロープウェイと地獄めぐり)
の続きです。
朝から110円温泉
翌朝、またひとりで宿を出て、今度は宿から近い田の湯温泉へ。
こんな建物だけど温泉としては江戸時代からあるんだって。
駅前高等温泉と同じ、浴室と更衣室の仕切りがない作りで、駅前高等温泉のあつ湯ほどではないけど、お湯はやや熱めで僕好み。朝から気持ちいい。
蛇口からは水しか出ない。
身体を流すお湯は、熱湯が出る湯だめみたいなところか持ってくるか、浴槽から直接汲み出す。
ここにホテル浴衣姿の西洋系若者3人登場。なんの躊躇もなくきちんと身体を洗い、湯を楽しんでいた。感心。
ただホテルのスリッパで外を歩いて来ちゃったのはちょっとな。
あと、地元の個性的なじいさんが実に個性的な歯の磨き方をしていたのだが、これについては書かずにおこう。
朝の別府
朝食すませてチェックアウト。妻と二人バスに乗り、2日前に来た北浜のデパート・トキハ別符店へ。荷物をコインロッカーに入れて駅までゆっくり歩く。
大騒ぎの犯行現場も朝は静か。でもすれ違う人の半数以上は西洋人。
朝の駅前高等温泉。
別府駅前。
別府観光の父、油屋熊八の像。もともとよくわかんない形の銅像なのに、ジャパンジャージ着ちゃったからさらに良く分からない。面白いけど。
竹細工ラグビーボール
こういうのはよくやるよね。
別府ロープウェイで発見
駅前バス停で別府ロープウェイへ行く湯布院行きバスを待つ。
西洋のみなさんが続々と列へ。のお召し物の色で判断するにオージー系が多い。イングランド系もいる。だいたい半袖。そして前日と違って誰一人ビールを飲んでない。これが発見その一「ラグビーはビールである」。
バス中央部の座席を確保したが、バスはぎっちり満員。
こんなかんじ。
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西洋人たちが終点の湯布院まで乗り続けるとしたら、途中の別府ロープウェイ前で降りる我々夫婦はこのインターナショナルなディフェンスを突破できるのか?緊張が走る。
結果、みなさん仲良く別府ロープウェイ前で下車。ま、湯布院行くなら電車乗るでしょうね。
ビールこそ飲んでないけど、ずっーと喋り続ける西洋おっさん軍団たちと一緒にロープウェイ。
登ってみたら寒い寒い。さすが標高1,300m。
でも眺めは凄い。オージーもイングリッシュも大喜び。
眺めは良かったけど寒かった。
けど、西洋の方々はみんな半袖短パンなんですよ。
汗腺の数が違う、という話を聞いたことがあるけど、とにかく快適に感じる温度が西洋人と東洋人では違う。おそらく湿度についても。
これが自国開催、ホームアドバンテージというやつか!
日本人の僕らには寒かったので、早々に下山。
近くにあった「九州焼酎館」へ。
こんな高いボトルはもちろん手が出ないが、4ブランド試飲させてもらって1本購入。妻はクッキー購入。
バス停に戻るとすでに西洋人で満員、乗車を諦め次の便に。
タイから来た観光客とちょっとおしゃべり。ラグビーが盛り上がっていてびっくりしたと。そりゃびっくりしますよね。来日したのに西洋人ばっかりで。
さっくりと地獄めぐり
20分くらいバスに揺られると、いわゆる地獄めぐりのエリアに着く。
海地獄。ゆで卵が美味しい。
なにか矛盾を感じる極楽饅頭。
地獄のオリジナル商品。
数分歩くと、次の地獄。
そのイラストはなんかパクってないか。
本体の「かまど」は意外と小さい。鬼が大げさすぎる。
この「でんじろう先生」的な方が煙を吹き付けると、
水蒸気と反応してブァーっと湯気が立つ。面白い。急に面白くなってきた。
あと「こちらの赤い色は『血の池地獄さん』とはちょっと違うみたいです」という説明が面白かった。地獄に「さん」づけ。
いろんな「地獄」を別会社が運営しているみたい。なかにはつぶれちゃった「地獄」もあるみたいで、まさに「地獄の沙汰も金次第」だなと。
いろんなお国から。しかしこの日の地獄は東洋人ばかりで。
足湯。温度高め。これがびっくりするくらい疲れが取れる。もう随分歩いたからね。
地獄醤油もあるよ。
というわけで、数ある地獄のなかで2つだけ見て満足。全部回らなくていいでしょ、ここは。
バスで20分。別府駅に戻る。移動が近くて、いいね。
続きます。