ライブドア事件について、ちょっと

この日記には論評めいたことは書かないつもり。単なる印象とか、感慨だけ。

で、最近のニュースをみて思いだしたのは、99年だったか、まだインプレスにいた頃、大和證券が主催するイベントでAOL社長として講師をしていた平松氏の姿だ。日本市場においてはどこが競争力なのかさっぱり分からなかったAOLのサービスについて、とても嬉しそうに「これは凄いんですよー」とプレゼンしていたのを覚えている。どこが凄いのかは全く分からなかったけど。同じ勉強会で三木谷氏にもお会いして、司会者に薦められて質問したっけな。

で、堀江氏と一度だけ会ったのも確かその頃だ。渋谷の小ぎれいなビルで、サイバーエージェントの人が一緒だった。当時はまだ「サイバーエージェントの提供するクリック保証広告システムの技術を担当しているオンザエッジ」(「ザ」にしているのはわざとですよ)という存在で、最近よくテレビに流れているように髪は長かった。

サイバーエージェント藤田氏にも、その頃一度だけ会っている。そういえばGMO熊谷氏にも会っているな。インターキューの上場記念パーティは大変賑やかで飯がうまかった。引出物は『インターネット白書インターQバージョン』で、中には僕の書いた原稿も載っていた。

わずかな記憶を元にした印象から行くと、平松氏はほとんど変わっていない。三木谷氏も堀江氏も喋り方自体はぜんぜん変わっていない気がする。藤田氏だけが、ギラギラした感じが少し抜けて、貫禄がついたような。

と、ここまで書いて、あの頃の自分はどんな顔をしていた、どんなふうに見えていたのか、と思う。

ちなみに「ビットバレーでお会いしましたよね」と、ある方から言われたことがあるが、僕は行ったことがありません