ラグビーワールドカップ生観戦@大分(4)当日 イングランドvsオーストラリア戦を観戦
の続きです。
ドームで増幅されるナマの迫力
ラグビーワールドカップ2019の生観戦はこれで3回目なんだけど、オープニングはやはり緊張する。拍子木から和太鼓の連打に乗って両チーム入場。大歓声。
身体に響いてくる波動の凄まじさ。
血湧き肉躍るとはこのこと。
台風の犠牲者に黙祷(ちょっと短いのと、終わったあとすぐわーっとなるのはいかがか)、さらに国歌斉唱(知ってるところだけちょっと歌った)。
そしてカウントダウン。巨大ビジョンに映るレンジーのアニメが可愛い。キックオフ!!
写真撮る席じゃなかった
ターンオーバーからイングランド、トライのチャンス。FLトム・カリーからWTBジョニー・メイへのパスが通るぞ!
おっし近い、シャッターチャンス!!
え。
あれ。
あーーーー。
立つんじゃねえよ
イングランドサポーター!!
ま、そもそもピントあってませんが。
40mならボルトより速い韋駄天・ジョニー・メイのトライ。18分。
「あいつはええぞ、どうすんだよ」と相談中のワラビーさんたち。
22分にもやはり左端で、今度はグラバーキックを押さえたジョニー・メイのトライが観られたわけですが、
だから邪魔なんだよ
イングランドサポーター!!
というわけで、これだったらカメラなんかやめて肉眼で見りゃよかったわけですが。どうせ撮れない席なんだしね。でも撮りたくなっちゃう、困ったもんだ。
ワラビーズ無念、強すぎる白い壁
流石に諦めて観戦に集中。白い壁が黄色い弾丸をことごとく弾き返す展開。
やがてハーフタイム。
売り子さんの前で並ぶ人たち。
後半、ワラビーズのWTBコロインベテのトライも撮りそこねた。力強い走りでかっこよかったんだけど。
リアリファーノのコンバージョン。
ここで1点差になったのでよーし面白くなったぞと思ったら、イングランドがすぐに取り返す。
ラックからの飛ばしパスをうけて豪快に走りきったイングランド3番シンクラーのトライ。この試合で一番かっこいいトライ。
ワラビーズのディフェンス(2ラトゥ)がイングランドのデコイ(8ブニポラ)に思い切りタックル食らわせていた。
その後も、
攻めても攻めても止められるワラビーズ。
たぶんポイントになったのは58分。ゴール前でペナルティを貰ったワラビーズがスクラムを選択したところ。サイドアタックを止められてフェィズを重ねてもゴールラインを割れずターンオーバーを食らう。
スコアは27-16、あそこはショットでしょ。
その後も攻めさせられるワラビーズ。ボール持ってもなかなか前に行けない。
挙句の果てにFBカートリー・ビールのロングパスをWTBワトソンにインターセプトされてそのままトライ。これでほぼ決着ついちゃった。
ワラビーズもさあ。俺は生観戦していたから知ってるけど、おまいら味スタでウェールズにも何度もインターセプトされてたろ。走り勝ちたいのはわかるけど、不用意にロングパスしすぎなんだよ。もー。
とか考えているうちに、ワラビーズサポーターが続々と席を立つ。おいおい、最後まで応援してやれよ。
最後にワラビーズWTBコロインベテが左サイドから右に斜めに走り切ってのトライ……かと思ったけどラストパスがスローフォワード。
フルタイム。40-16。差がついちゃった。
テレビで見直してみると、ゲニアもフーパーもそんなに悪くないのに、とにかく白い壁が強すぎる。ポゼッション64%でも点が取れない。そしてウィルキンソンの後継者、オーエン・ファレルのプレースキックがもう完璧で。
MOMはイングランドFLトム・カリー。猫カフェに行きたいけど誰も付き合ってくれないとぼやいていてたけど、どうなったのかな。
応援もイングランドのほうが優勢だったなあ。爆音のスイングローをもう何度聴かされたことか。やっぱり1位通過を信じてチケット買ってるから気合が違う。オーストラリアはウェールズに勝ってれば1位だったわけで、そっちを予想したファンは翌日のチケット買ったろうしね。
あと、これはどの会場も同じかと思うけど、ゴール裏に3本ずつ火柱が立つ仕掛けがあって、点が入るとボーッと炎が上がる。
……はずなんだけど、近い方のゴール裏にある火柱がどうしても3本中1本しか立たなくて、ちょっと面白かった。
続きます。
Extended Highlights: England 40-16 Australia - Rugby World Cup 2019